リファンド方式は、令和8年(2026年)11月1日から日本で導入される外国人旅行者向けの消費税免税制度です。
これまでの制度は、外国人旅行者が免税店で商品を購入する時点で消費税が免除されていましたが、新制度では、「購入時は税込みで課税販売し、出国時の持ち出し確認後に消費税相当額を返金(リファンド)する」という仕組みに変わります。
返金までは、次のような流れになります。
リファンド方式の主なメリットは、次のとおりです。
① 外国人旅行者に対する利便性向上
② 課題であった不正転売の防止
一方、免税店側は、購入時に消費税を一時預かり、出国時の承認後に返金するため、システム対応やキャッシュフロー対策が必要となります。