今年の1月6日、ある退職代行会社への依頼件数が256件と過去最高となったそうです。
長い年末年始休業を挟んで、退職の意思を固めた人が集中したのです。
求人情報会社の調査では、直近1年間に転職した人の16.6%が退職代行を利用しています。
理由は「引き留められたから」が4割で「退職を言い出せる環境でなかった」「退職を伝えた後にトラブルになりそうだから」が上位を占めています。
職種では「営業」「クリエイター・エンジニア」で利用率が高く、全体では約4社に1社で「代行を利用して退職した人がいた」と回答していて利用者は年々増加傾向です。
従業員本人に代わり退職の意思を会社に伝えたり、退職手続きを代行したりするサービスです。
退職届を出すのが一般的で、期間の定めのない雇用契約の場合、意思表示が到達してから2週間経過すれば雇用契約は終了します。(民法627条1項)
退職代行の運営タイプもいくつかあります。タイプ別対応は次の通りです。